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海外医療ボランティア(カンボジア)

2010年9月19日。
ワタミグループがカンボジアに私設した小学校へ、健康診断へ行きました。

ワタミグループが私設した小学校。
今回の健診会場です。
総出でお出迎えしてくれ、ちょっと感動!
小学校の健診にも関わらず、近隣から乳幼児を連れた家族が沢山集まっていた。
もちろん診察!
生涯初めての診察。
「聴診器は痛いカモ...」
そんな日本ではありえない疑問を抱き、泣き出す子も。
別室にて、歯科健診も同時に行われた。
健診を行った医師によると、思った以上に虫歯が少なく、歯並びも良い状態だった。
それは、
1.虫歯の要因になる甘味料の摂取が、金銭的に困難。
2.硬い物を多く摂取している(顎が発達している)。
との推察。
現地のTVクルーも取材していた。
健診中、心疾患のある子を見つけ、
「やった!この子は助かるゾ!!」
と思い、無料で医療が受けられる病院へ行くように指示。しかし、病院へ行くまでの費用がないと。そこで、「交通費ぐらい出す!」と伝えようとしたが、通訳の話しによると、その費用を与えると生活費にしてしまうらしい…。
ここカンボジアでは、5年後の生活より『今』を生きるのが精一杯という、あまりにも辛い現実を目の当たりにした。
歯科衛生士による、歯磨き講習。
絆創膏を箱から出す作業。
箱ごと配布するとそのまま売ってしまうから。
ボールペンの配布風景。
受け取ると皆、とても礼儀正しく手を合わせる。
本当に感謝している様子が伺えるが、生活費に充てるのではなく、「この子のために文字を書く」という使われ方をを切に願う。
未だ舗装されていない道が数多くある。
午前4時30分。
アンコール・ワットへの入り口は既にこの混雑。
サンスクリット語で「アンコール」は王都、クメール語で「ワット」は寺院を意味する。
「アンコール・ワットを観るなら早朝」
その常識(らしい)の意味がこれ。
ワットをバックに朝日が昇る!!
すばらしい景色!
みなさま、一度は訪れるべきです!!
日本の援助で設立された小児病院。
全て寄付金でまかなわれており、診療費も無料。
最後に、現地で看護師として活躍されている
赤尾和美さんとツーショット。
カンボジアでは、点滴の滴下速度の調節すら医師任せで、看護師は行わない。そんな現地の看護師への指導育成を行っている。
機会があればサポートしていきたいと思います!


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