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港北ニュータウン診療所は、在宅医療だけでなく、外来診療、専門外来(ボトックス外来)も行っております。
(外来は予約制となります)
医師が定期的にご自宅や介護施設へ訪問いたします。
24時間365日体制で療養を支援いたします。
在宅医療の対象者は、病気や年齢に関わらず、「患者さんお一人で通院が困難な方」が対象となります。
外来診療の対象となる方は、
当診療所は、外来診療を受けながら24時間365日体制で療養を支援する「地域包括診療料」「認知症地域包括診療料」の算定基準を満たしており、ご利用が可能です。※算定には条件がございますので、詳細についてはご相談下さい。
これまで昭和大学横浜市北部病院で数多くの患者さんに対して、ボトックス注射による治療を行ってまいりました。その経験を生かして治療を行ってまいります。
ボトックス外来の対象となる方は、
脳卒中の後遺症のひとつに痙縮(けいしゅく)という症状があります。痙縮とは、筋肉が緊張し、手足が動かしにくくなる状態のことです。このような状態になると、手の指が握ったままで開きづらい、肩や肘、手首が動かしづらい、足がつま先立ちになってしまうなどの症状により、日常生活に支障をきたしてしまいます。痙縮の治療のひとつにボトックス注射があります。手足の筋肉が柔らかくなり、動かしやすくなったり、関節が固まるのを防げたり、痛みを軽減できたりします。その結果、リハビリテーションがしやすくなったり、介護の負担を軽減したりすることが期待できます。
痙性斜頚とは、首や肩の筋肉が緊張し、前後や左右に傾いてしまう(前後屈、側屈)、横を向いてしまう(回旋)状態のことです。痙性斜頚の治療のひとつにボトックス注射があります。頚部などへ注射すると、その筋肉が柔らかくなり、まっすぐ前を向くことができるようになります。その結果、生活の不便さが軽減したり、「首の傾きが気になって人前に出られない」などの精神的負担を軽減できたりします。
片側顔面けいれんとは、片側の顔面の筋肉が緊張したり、ピクピクとけいれんしたりする状態のことです。片側顔面けいれんの治療のひとつにボトックス注射があります。顔面筋などへ注射すると、その筋肉が柔らかくなり、ピクピクしたけいれんが少なくなる、または完全に無くなるようになります。その結果、生活の不便さが軽減したり、「顔の表情が気になって人前に出られない」などの精神的負担を軽減できたりします。
ボトックス治療は外来だけでなく、在宅医療においても行うことが可能です。
当院でのボトックス治療は保険適応となります。
※ボトックス®は、グラクソ・スミスクライン、そのライセンサー、提携パートナーの登録商標です。
朝のカンファレンス。訪問予定の患者さんの診療内容や前日の緊急対応の報告など、チーム全体で確実に共有します
医師と看護師(または看護助手)がチームとなり患者さん宅へ向かいます
「こんにちは」という明るい声で訪問。「待っていたわ!」と患者さんから笑顔をいただくことも
在宅医療ではご家族のサポートが欠かせません。胃ろうのケア方法を指導し、薬の状況確認などを行います
画家として活躍されている患者さん。腕の痛みを治療でコントロールすることで大作を手掛けるまで回復しました
施設ではスタッフ、訪問歯科医師、薬剤師などとも情報共有しながら診察。患者さんとのおしゃべりで表情が和らぎます
医師と共に患者さんをサポートする訪問リハビリスタッフと。専門医としての具体的なアドバイスで意欲的になります