熱中症について
地球温暖化による気候変動により日本でも気温35℃を超える猛暑日になることも珍しくなくなり、一部地域では40℃近くまで気温が上昇することもあります。
熱中症は、体内の水分やイオンバランスが崩れたり、気温や湿度の高い環境下で体の体温調節がうまく働かなくなったりすることで発症します。
以前は、高温の中での運動や労働などで発症することが多かったですが、最近では、最高気温の上昇に伴い日常生活を送っているだけでも発症するようになりました。
熱中症予防のために、1. エアコンや扇風機の利用、日傘や日陰などで暑さを避ける。2. 通気性のよい衣服の着用、冷たいタオルなどで体を冷やすことにより、からだの蓄熱を避ける。3. 喉の渇きを感じなくてもスポーツドリンクなどの水分補給をする、などが推奨されています。
当院では熱中症予防のひとつとして蒸泄により体を冷やすタオルをお薦めしております。暑い日が続いておりますが、熱中症に注意しながらお過ごし下さい。
<参考>厚生労働省 熱中症関連情報
https://www.mhlw.go.jp/stf/seisakunitsuite/bunya/kenkou_iryou/kenkou/nettyuu/