2019年（ H31年）04.27 港北ニュータウン診療所が「日本リハビリテーション医学会研修施設」に認定されました。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー

当院は、在宅医療を中心とした診療所です。2007年に開設し、10年以上が経過しました。地域の通院困難な患者に対して、自宅や介護施設へ赴き、在宅訪問診療を行っています。疾患は、脳血管障害後遺症、リウマチを含む骨関節疾患、脳性麻痺を含む小児疾患、神経筋疾患、切断、呼吸・循環器疾患、認知症、末期がんなど多岐にわたっています。具体的な研修内容としては、痙縮治療（ボツリヌス治療など）、骨関節疾患の慢性疼痛管理（服薬、ブロック注射など）、在宅における嚥下評価（スクリーニング、嚥下内視鏡など）、装具の適合判定や処方、家屋評価・改造の指導、訪問リハビリテーションへの指導や連携。加えて、在宅医療に特徴的な研修として、在宅酸素・人工呼吸器や胃瘻管理、がん性疼痛管理（モルヒネ持続皮下注など）、在宅における看取り、NBM（ナラティブ・ベースド・メディシン）、ACP（アドバンス・ケア・プランニング）、地域包括ケアにおける医療介護連携などが研修できます。
患者の人生の多くの時間を占める「生活期」を支えるリハビリテーション科医がどのような役割を担っているのか、どのようなスキルが必要かなど、生活期におけるリハビリテーション科医の役割について研修できる施設となっています。

ーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーーー